ocnでフレッツ光を接続する仕組み
「OCN 光フレッツIPx」という名称で、1つの固定ipと複数の固定ipが割り当てられるタイプが用意されています。固定ipを割り当てたうえで安価でインターネットをブロードバンド化することができる、固定ip割り当て光接続サービスです。
このシステムのポイントは、NTT東日本・西日本のフレッツ光網を活用したうえでインターネットに接続する形を取っていることです。ocnのこのサービスを利用する際には、別途にNTT東日本・西日本のフレッツ光回線「フレッツ光ネクスト」か「Bフレッツ」を利用する必要があります。
固定ipサービスの内訳に注意
これは料金の内訳・請求とも深く関わっています。料金を大きく分けると、「回線終端装置利用料」「NTT東日本・西日本回線手数料」「ocnのサービス」の3段階に分けられ、前者の2つはNTT東日本・西日本から、残りの1つはocnから請求が来る形になるわけです。いわば2段階での料金設定となっており、両方に毎月支払うことを前提にプランを選んでいくことになります。
料金をチェックする際には、ocnの料金だけでなく、NTTのフレッツの料金も把握したうえで、最終的にいくらくらいかかるのか、費用対効果の面で適しているのかといった面も見極める必要があります。
また、フレッツに申し込む際には住んでいる地域によって対応エリアがNTT東日本・西日本のどちらなのかをあらかじめ確認しておくことも大事です。固定ipを導入することで外出先や遠隔地のリモートワークでもネット環境を利用できるわけですが、導入するエリアがどちらに含まれているのかをはっきりさせておきましょう。